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2017/02/16

急階段の上の稲荷神社と小さな前方後円墳(茨城県行方市 稲荷山古墳)

稲荷山古墳は天神山古墳のある羽生地区の南隣、八木蒔地区にある。国道355号線は地区の中央、台地の上を通っているので、湖畔の集落は車の往来も少なく、ひっそりとしている。

稲荷山古墳は集落の背後、急傾斜の高台の上にある。

行方稲荷山古墳 石段下

後円部の墳頂には稲荷神社が祀られており、古墳へはその稲荷神社へ上るとても急な石段を上っていかねばならないが、もしこの階段がなければ、とてもじゃないがこの斜面は登れないだろう。

行方稲荷山古墳 石段


10mほど上ったところにテラス状になった場所があり、ここから上が古墳の墳丘のようだ。

行方稲荷山古墳 墳裾より

古墳は前方後円墳とされるが、以前は円墳と方墳の二つから成る稲荷山古墳群と言われたらしく、当時建てられた「稲荷山古墳群1号墳」と書かれた木製の立て札が石段脇に残っているが、根元が朽ちてしまったのか、斜面に倒れたままになっている。

行方稲荷山古墳 古墳群立て札

石段を登りきると、頂上には近年新しくされたのか、綺麗に手入れされた祠と狐の像が出迎えてくれた。上ってきた石段を見下ろすと目が眩むようだ。

行方稲荷山古墳 神社境内

行方稲荷山古墳 石段上から

お稲荷様も狐も、木立の向こうに光る湖面をじっと見つめている。

行方稲荷山古墳 神社から

祠の周囲は綺麗に手入れされているが、周辺の木立は鬱蒼としており、墳丘はどちらが前方部か定かでない。

行方稲荷山古墳 墳丘

神域である、無用な詮索はやめておこう。


(参考資料)
「埼群古墳館」http://sgkohun.world.coocan.jp/

行方稲荷山古墳地図