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2016/02/08

熊野権現を祀る古式の前方後円墳(茨城県かすみがうら市 熊野古墳)

かすみがうらへの出張が急遽、先方の都合でキャンセルとなってしまった。他の仕事もさほど差し迫ってはいないので、そのままクルマで出掛けることにした。
どこに行くか全く制約はないが、勢いでそのまま常磐道に乗り、せっかくなので石岡の方まで行ってみた。
千代田石岡インターで常磐道を降りて、石岡市内へ向かっていると、「熊野古墳➡」という看板が目に入った。これも何かの縁、車を空き地に停めて木立の中を登ってみた。

熊野古墳解説板

全長63Mと意外に大きな前方後円墳で、しかも後円部の高さ8Mに比べて前方部が4Mと低く、5世紀前期の古い形式、とある。

そのまま進むと、前方に階段と熊野権現の社が見えた。神社が後円部の墳頂に建っているとすると、今いる場所が低い前方部、ということになる。確かに社までの高さは4Mほどありそうだ。

熊野古墳前方部

熊野古墳 後円部を望む

神社に手を合わせた後、来た道を振り返って、高い後円部から低い前方部を見下ろしてみた。前方部は低いだけでなく、幅も狭く、あまり広がっていないように見える。

熊野古墳 後円部から

熊野古墳 後円部から

地図で見ると、古墳は恋瀬川を望む河岸段丘の際にあり、木立を通して見ると相当高い場所に築かれているように思える。現在は隣接して恋する人達専用のホテルが建っているので、あまりよい立地とは言えないが、往時は眺望がよかったに違いない。

熊野古墳地図