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2018/03/29

桜吹雪と富士塚(神奈川県川崎市 登戸富士塚/浅間社)

仕事帰り、いつものようにクルマで登戸周辺を通り掛かった。
もう夕方の五時を回っているが、陽が長くなってきてまだまだ当分明るいので、どこか寄り道できるところはないかと「ガイドマップかわさき」の遺跡地図を見ると、向ヶ丘遊園駅近くの神社に古墳マークが付いている。
遺跡番号:「多摩区No.14」、種別:「古墳」とあり、「古墳マップ」で調べてみると、どうやらこれは「登戸富士塚」という名前の、歴とした「古墳」のようである。

府中街道を左折して住宅街に入ると、途端に道幅が狭くなる。生活道路で多くの人々が行き交っているので恐縮しつつ慎重に進むと、ほどなく左手に浅間社の鳥居が見えてきた。神社前は路上駐車できるような道幅はないので、神社の脇道を入ったところにある月極駐車場の端に少しだけ停めさせてもらって、急いで神社の鳥居に戻る。

01 登戸富士塚古墳・浅間社遠景

境内の桜はだいぶ散り始めていて、参道は桜の絨毯のようになっている。

02 登戸富士塚古墳・近景

参道脇では三猿を従えた青面金剛さんが「おい、お前、無断駐車はいかんぞ」と仰っている(ように思える)。

03 登戸富士塚古墳庚申塔青面金剛像

富士塚の土台は古墳をそのまま利用しているらしく、「古墳マップ」によれば直径17m、高さ2.2mの円墳とのことである。墳丘上には清宮伝右エ門なる人物が文化3年(1806年)に祀った、とされる浅間社の祠があって、桜吹雪が西陽を浴びながら、はらはらと舞っている。

04 登戸富士塚古墳墳頂浅間社

祠に手を合わせ、急いで境内を出て西側から全体を見渡してみる。多摩川沿いの沖積低地にあるからだろうか、墳丘の立ち上がりだけでなく、墳丘のある場所は周辺よりも若干高くなっているように見える。

05 登戸富士塚古墳西から

これ以上の無断駐車は忍びないので、東側に停めたクルマに急いで戻り、見上げればここからも古墳がよく見えている。古墳と、墳頂の浅間様にもう一度手を合わせた。

06 登戸富士塚古墳東から

大急ぎで忙しなかったけれど、桜吹雪が印象深い、趣き深い古墳であった。

07 登戸富士塚古墳 墳頂の桜


(地図)
登戸富士塚古墳地図



(参考資料)
「ガイドマップかわさき 川崎市遺跡地図」 http://kawasaki.geocloud.jp/webgis/?p=0&mp=21
「古墳マップ」 http://kofun.info/





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